きものブレイン

無菌人工給餌周年養蚕システム無菌人工給餌周年養蚕事業

きものブレインは2015年、東京農業大学(長島教授)と連携し、京都工芸繊維大学 松原藤好名誉教授の監修を受け、「無菌人工給餌周年養蚕」による繭の量産化の研究開発を開始。これまで人の手を介し、時間と労力のかかる伝統的な飼育方法で行われてきた養蚕ですが、これにより、世界で初めて人工飼育による繭の量産化を実現しました。
さらに研究を進める中で、一般的な白繭にはほとんど含まれないフラボノイドを多く含むなど、優れた健康成分を持つみどり繭と出会いました。みどり繭の持つ健康成分を最大限に活かすために、自社に無菌養蚕工場を設立し、世界に類を見ない安心・安全なみどり繭生産の事業化に成功いたしました。

無菌養蚕技術による
「みどり繭」生産の流れ

Step1

人工飼料を伸ばし、高圧蒸気滅菌器に入れ蒸します

Step2

蒸し終わった人工飼料を蚕に給餌します

Step3

無菌状態で管理された人工飼料を餌に、蚕は順調に大きくなります

Step4

成虫になった蚕が繭をつくります

Step5

1年を通し、高品質な“みどり繭”が安定的に生産されます

無菌養蚕で生産された
「みどり繭」の特徴

POINT1

一般的な白繭には含まれない、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用にすぐれた健康成分フラボノイドを多く含む

POINT2

人間の肌に近い18種類のアミノ酸で構成される美容成分セリシンを一般的な白繭より多く含む

POINT3

紫外線のA波・B波を両方カット(白繭はB波のみカット)


※絹生活研究所が生産・原材料に使用する「みどり繭」にみられる特徴です